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多発性硬化症 -ゆるふわ系社畜の場合 #3

あつい。
大層あつい。
でもおかげでここ数週間着実に痩せているべりこです。
ここ数年でいちばん軽い(なんかキラキラした絵文字)
とはいえBMIは安定の22!!!あと10kgやせてもギリギリ標準の範囲内!!


【前回までのあらすじ】
自力で症状をおさめてなんの問題もなく社畜に逆戻り!
その1
その2


2014年4月〜 たまーに通院

というわけで2014年3月にしびれ→MRI→大学病院→疑い認定
をもらい、その後は数ヶ月に1度MRIをとってその後の経過を見ることに。
確か2〜3ヶ月に1度の通院だったかな。

なんも気にすることなかったけど、
かかって数ヶ月は、朝方半分寝てるときに、足がしびれてるような気がして、「うおぉぉぉ再発キタァァどうしよう今仕事休めないのにぃぃ歩けるかな大丈夫かな」と超焦って、でも起きたらなんでもないということがしょっちゅうありました。
気にしすぎです。めんどくさいやつです。

2015年2月 再発は突然に

そんなのも気にならなくなってきた冬のある日。

なんかちょっと左目がかすむ。
左目だけで見るとうすーーく砂嵐が発生しているような感じ。

でもちょうどその日から花粉症デビューしてて、(毎年超ひどい)めっちゃ目こすってたんです。
「いやーこすりすぎて変なとこ触っちゃったかな。多発性硬化症に目の症状あるけど、気のせいの可能性大だし3日続いたら気のせいじゃないから病院行こっ」
という謎の自分ルール再来。

2日後もかすんでいたどころか悪化していたため無事病院へ。


ヘラヘラ診察室に入って説明すると

「今すぐ入院してください(真顔)」


むーりー!


いつでも自分の体を一番大事にしなきゃいけない、ってのは分かってたつもりだったけど、いざそういう場面がくると色々考えてしまうんだね。

その時が木曜。
いちばんのネックは日曜にある舞台の最終稽古。
その次の日曜が本番そしてほぼ主演。もちろん代役なんて立ててない。


あとは仕事のひきつぎ…引き継げる人もいないけど…
てか今日このあと現場の写真撮影の仕事があるんだった!!!


わたしが中学生の時に愛読してた、ソルボンヌK子「入院対策雑学ノート」に、
「入院ってなったら、やれガスの元栓がとか持ち物がとか色々気になることがあるだろうけど、とりあえず入院しちゃえ。後から考えれば全然大丈夫だから」
って書いてあったのをすごい信じてたんだけどね。
これざっくばらんに入院のことが書いてあって楽しいよ。



というわけで相談した結果、明日金曜に眼科の検査。
入院は翌週の月曜からに。超渋られたけど。
現状調べるためにMRIだけ撮りました。変な動物柄のトレーナーにジーパンそして薄化粧という超絶ラフな日に限って、技師さんが超絶イケメンなんです。ああもう!


なんのための入院かっていうと、ステロイドパルスといって、今出ている症状をおさえるために、大量のステロイドを3日間投与するんですって。慣れた人は通いでやることもあるんですって。
ということは月曜〜水曜入院か…
あーほんと平日稽古ない舞台でよかった!
そんな想定が超絶甘かったことを知るのは翌週のことであった。


つづく!