多発性硬化症 -ゆるふわ系社畜の場合 #5
とってもお久しぶりな更新!!
1ヶ月にわたる出張に出ておりました。
毎日朝6時起き〜23時解散その後個人の業務というハードなスケジュールですが、
なんとか再発もなくやりぬきました〜
出発直前の病院で
「1ヶ月過酷な出張で東北転々とするんですが、いい病院ありますか?」
「まぁ神経学会のホームページに載っているところ調べていただくしかないですね」
という超絶なえるやりとりがあったので、絶対に再発するもんかとふんばりました。
鬼ほど邪魔だったベタフェロンもちゃんと2日に1回打ちつづけて、帰るころには荷物スッキリ☆
にしても難病をオープンにしてるブログで更新止まるとまじで死んだと疑われるので、マメに書いていこうと思ったよ。てへ
というわけでさっさと入院記を終わらせるのじゃ。
【前回までのあらすじ】
ステロイドパルス1回目。副作用もなーし!余裕ゲーの予感。
入院3日目〜 ハロー頭痛
月曜から3日連続ステロイドパルス。
それ以外はほんと暇。たまに検査、だったかな。
ぼちぼち仕事したり、読書したり。
問答無用で差額ベッド代なしの6人部屋でしたが、パソコン持ち込みは制限なし。
テザリングiPhone持っていたので、ネットワークに関しては問題ありませんでした。
ちらしとかガンガン入稿してたよ。
そして病院近辺にingressのポータルがうじゃうじゃ。
GPSもぶれぶれだったので、ハックしまくっておりました。
ステロイドパルスの副作用はぜんぜんない。
…が、入院3日目水曜の朝くらいから、なんか頭痛がする。
水曜は安静にしてればすぐおさまるので、気にせず。
木曜朝、ちょっと悪化しているところに総回診がやってきた。
総 回 診 !
完全に脳内BGM白い巨塔よね。
入院バージンべりこはそんなことにもわくわくしてまうのです。
いつもよりレベル高そうな先生と、
「目はどうですか?」
「そんなに変化ないですね…」
「その他何か気になることありますか?」
「ちょっと昨日から頭痛がひどいです」
「では後で薬出しましょうね」
そんな程度のやりとり。
そういえば左目が見えなくなっての入院だったんですが、パルス1回目ではほとんど改善せず。
濃いぃ砂嵐みたいな状態で、光の有無は分かるけど、
目の前に出された指が何本かは分かりませんでした。
のちほど頭痛薬を出されて、説明を受ける。
脳脊髄液減少症とのことでした。
脳脊髄液減少症とは、髄液という脳と脊髄の周りを満たす液体が少なくなることにより、頭痛・めまい・首の痛み・耳鳴り・視力低下・全身倦怠感などの様々な症状を伴う病気です。これらの症状は、立ち上がる際に悪化する傾向があります。
脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)とは|メディカルノート
つまり検査のための腰椎穿刺で髄液を抜いた結果頭痛がひきおこされてると。
抜いたのほんのちょこっとだったんだけどな〜 人体って不思議やな〜
そうこうしているうちにどんどん悪化してくる。
横になっているとおさまるけど、トイレ行くだけで気分悪くなる。
木曜からはほんと最低限しか動かなかった気がする。
最初に処方された頭痛薬が、カフェイン。
わたしコーヒー飲めないんです。すぐ気持ち悪くなっちゃう。
ので多少嫌な予感がしたものの、とりあえず飲んでみたら速攻吐きました。
アレルギー的なアレなんだね。あほです。
というわけでその旨訴えてアセトアミノフェンに替えてもらいました。
入院5日目 体調おむすびころりん
明けて金曜日。薬を飲もうが起き上がっているうちは頭割れそう。
頭痛がひどすぎて吐き気もしてくる。
午前中に眼科の検査があったんです。
ちょっと離れた外来棟までおでかけ。
が、待っているうちに頭痛と吐き気に耐えられなくなり、トイレで動けなくなる。
診察たどりつけず。車椅子召喚。車椅子搬送中にも吐きちらかす。
ベッド戻ってきてもう横になるしかできない。眠くはない。つらい。
そんなこんなで金曜一時退院→土日舞台出演の夢は潰え、
土曜に一時帰宅したものの、結局自宅のベッドから一歩も動けず日曜の夜に二度目のパルスのために再入院となりました。
自宅までは車で1時間くらいだったけど嘔吐とまらず。
本番数時間前まで自分の降板を決断できない。
共演する友人たちの心配メールにも対応しきれない。
頭痛い。
まじで神存在しねぇ。
つづく!